チネイザン(氣内蔵)は、古代中国のタオイストに伝わる、心と身体をより健康により良く生きていく知恵の一つです。
謝明徳(マンタク・チャ)老師が、ヒーリング・タオ・システムとして現代に甦らせました。
チネイザン(氣内蔵)は、おもに氣と内臓を中心にアプローチしていきます。
すごーく簡単にいうと、お腹(内臓)にタッチしていき、エネルギーのもつれやしこりをとりのぞいていきます。エネルギーというと途端に怪しい話に聞こえてきますが、お腹が気持ちいい時の気分にしていくと思ってください。
例えば、トイレに行った後って、スッキリして気分がいいですよね? そんな感じです。いきなり尾籠な話ですみません…。でもとても大事なことなんです。数日お通じがないだけで、大変なことになりますから。
お通じ=大腸 はわかりやすい例ですが、そのほかにも小腸、肝臓、膵臓、おへそ、肺、といった臓器さん達にも、優しい手技でアプローチしていきます。内臓がそれぞれの役割を生き生きとはたせるように導いていきます。
なぜかわからないけど(後に判明します)、私は昔から体力がなく、すぐに具合が悪くなったりだるかったり気力が沸きませんでした。何が原因かはわからずにいろいろな健康法をやっては止めていましたが、チネイザンは、気づけばここに戻るというような、大事な健康法になっていました。
もしあなたが、なぜかだるいし気力も湧かず、でもなんとか生きているというときがあったとしたら、そのときに参考にしていただければとても嬉しいです。
さて、チネイザンでは陰陽説(たとえば月と太陽など)をベースにしています。また五行論「木火土金水(もっかどごんすい)」の5つの要素で物事の基礎を考えています。身体を空にある星に照らし合わせ例えられています。遠くに美しく光る星を、私たちの同じ要素がある部分に当てはめているんですね。
チネイザンでは、身体(星)につながる感覚をとても大事にしています。このブログでは、私自身も学びの途中なので、備忘録としてこの身体とつながる方法を書いていこうと思います。